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これらの資産を持って、バランスシートをモニタリングしていくだけで、株価、金利、為替という基本的な経済指標に敏感になるでしょう。 経済指標を追いかけていくことを通じて投資に慣れていくというステップも重要だと思います。それ以外の金融資産を購入するのは、これらのシンプルな資産に慣れてからで十分なのです。 どんな金融商品を選ぶにしても、まず第一にコストを検討する必要があります。
むだなコストをなるべく払わないというのが、個人投資家にとって投資戦略の基本になるからです。 生活防衛資金のところでも述べましたが、個人投資家に重要なのは、まず節約なのです。
証券会社が提供しているMMFは、預貯金と同じ感覚で見られがちですが、0.3%程度の信託報酬を支払っています。 またリスクが大きい株式のコストは、手数料をきわめて低く設定したネット証券の進出のために、意外と低くなっています。
もっとも、預金のようにコストはゼロに見えますが、利回りが最も低いということもありますので留意が必要です。 金融取引は、ゼロサムゲームではなくマイナスサムゲームであるということを忘れてはなりません。
金融取引の頻度を増やせぱ増やすほど、仲介者である金融業者に手数料が落ちていく仕組みになっているのです。 だからこそ、W氏も、「株式(Equity)投資家の最大の敵は、費用と感情(Emotions)である」と述べているのです。
コストは最低限度にコントロールするこれは投資戦略の基本です。 ちなみに、アメリカの専門家による投資分析では、「多くの投資家にとって、ポートフォリオのパフォーマンスを決める最も重要な要因は、資産配分でも、マーケット・タイミングでも、銘柄選択でもなく、コストである」という結論が導かれています。
そういう意味では、外貨投資をする際には、手数料を十分に計算に入れましょう。 米ドル以外の通貨では、かなり高めの手数料をとられることがあります。
特に外貨預金の場合、メジャーな通貨である米ドルであっても、片道1円の為替手数料を取られるケースがほとんどで、片道0.05円の外為証拠金取引と比べるとかなり不利な商品設計になっています。 他の通貨だとさらに高い手数料が設定されているのでぜひ気を付けてください。
第二に検討すべきは、「単純さ」です。 複雑な素人にはよく理解できない商品を避け、単純でわかりやすいものを買うべきです。
「この金融商品はいまとても人気があるんです」「この金融商品の有利さがわからないなんて、あなたはバカを見ますよ」などと言われても無視することに決めて、とにかく少しでも複雑なものは買わないことです。
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